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【脳科学】脳の愛の感じ方
よく、「男性と女性は一見同じ人間だが、全く違う生き物だ」というような事を言ったりします。
これはただの比喩表現の様に思われますが、案外そうではないかもしれません。
2004年ロンドンの研究者が、恋愛中の女性の脳は母性愛を実感する時と同じ部分が活性化されており、
恋愛中と育児中では関係するホルモンの結合部位も共有されているという研究結果を発表しました。

しかし逆にアメリカの女性医師が、思春期の男性は急激な男性ホルモンの増加がおこり脳の性的発火中枢を刺激し、
このロキ分泌されるドーパミンによって男性は愛を実感するのではなく攻撃的になると発表しています。
つまり男性の本能は愛ではなく性欲で女性を求めているというわけです。

それでは男性は”愛”を感じないのでしょうか。
別の研究では男性の愛は「本能」ではなく「記憶」であるとしています。
これは幼少時に子供が母親から注がれた愛を記憶し感じているというのです。

人間の男性は本能で愛を感じる事はできなくても、
ある意味では性的欲求を超え愛を獲得した生き物といえるかもしれませね。